世間では定年まで働く人生を選ぶ人が多いです。
そのことにはそれなりの理由があると思います。
今回は、早期リタイアという選択の問題点について考えてみます。
早期リタイアの危険性―自由と自己肯定感
早期リタイアをして何が得られるか。
自由な時間が得られるということは明白です。
問題はその自由な時間を使って何が出来て、
そのことにどれほどの価値があるかということでしょう。
自由というものは評価されがちですが、
凡人にとってはそれほど良いものではないのかもしれません。
自由をどう使っていいか分からない人間は少なくなさそうです。
自由な時間では全てが自分の判断で決まります。
良いことも悪いことも自分の責任として受け入れるわけですから、
ある意味厳しい状況でもあるわけです。
中学や高校の夏休みなどを空虚に浪費した経験のある人は、
自由の苦しみというものを理解できるのではないでしょうか。
サラリーマンとして働けば、
一応社会の役にたっているという気持ちではいられます。
また、自由から逃走することが出来ます。
都合の悪いことは会社や社会のせいにでもしておけばいい。
自分には金や自由が無いのだから仕方ない。
そういう発想も成り立ちます。
ある意味では楽な状況ではあるわけです。
対照的に、早期リタイアした人が自己肯定感を維持するためには、
何かしらの目標や事業が必要になるのではないでしょうか。
なんだかんだ言っても、
努力や成長という要素は人の幸福と密接に繋がっていそうです。
そこで問題となるのが、
早期リタイア後にどんなことに取り組むか、という点でしょう。
早期リタイアして何をするか?
早期リタイア後に何をするか、
そのことがが幸福感を大きく左右しそうです。
ここで問題となるのは、
早期リタイアとはいっても資金を貯めなければならない都合上、
それなりの歳でリタイアすることになることです。
45歳程度でリタイアできればかなりうまくいった部類でしょうか。
早期リタイア後に出来ることは、
年齢という側面によってある程度制限されてしまいます。
そのため、若いうちにしかできない活動に価値を置いている人は、
早期リタイアという人生計画は合いません。
世間で早期リタイアという選択肢にそれほど人気が無いのは、
そのことが関係している可能性もありますね。
若いうちにしか出来ない活動を重視する人ならば、
むしろ若いときの労働時間を減らして、
老後の労働などでその分を補うという発想になるのでしょう。
そう考えたら、フリーターという選択肢も合理的かもしれませんね。
私は体を動かすことなどよりも読書に関心を持っているので、
やりたいことの年齢による制限に関しては問題なさそうです。
しかし、生産性という点が課題でしょうか。
やはり何かしらのアウトプットを生む活動のほうが、
幸福や達成感へと繋がりやすそうです。
本の一冊でも書けたら理想的なのでしょう。
この世界に貢献して、一定の評価を貰いたいという気持ちは、
人間の自然な欲求であるようにも思われます。
そう考えれば、
ブログを通してある程度の評価や人気を集めることによっても、
幸福感を得られるのかもしれませんね。
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自由時間を上手に使うのは難しいものです。
返信削除私は「上手に使えないもの」という前提でリタイアを考えています。
だから、リタイアは金に困るようではいけないし、実社会でまだチャンスがあるなら再トライの方向で考えたほうがいいと思います。
コメントありがとうございます。
削除「上手に使えないもの」という前提でリタイアを考えるというのは、
難しい話になりそうですね。
上手に使うのは難しいと仮定した上で、
うまく使えるように工夫していくということでしょうか。
金に関しては、
ある程度余裕のある水準に到達するまでリタイアするつもりはないです。
実社会での努力という点においても、さしあたっては手を抜く予定はないですね。
節約のみでなく昇給も利用していったほうがお金も貯まりそうですし。
また、私は新入社員なので、再トライどころかスタート直後です。
自分が良く生きるためにはどうするのがベストなのか、
視野を広く保って試行錯誤していきたいと思います。